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陰部のかゆみ、ばいばい!(シリーズ陰部のトラブル②)

[2022.03.20]

前回はかゆみの原因について、お話ししました。

 

むずむず、イライラの原因、

色々ありましたね

むずむず、イライラの原因が分かったところで、今回は、かゆみがある時の検査・治療についてお話ししていきます。

自分でも対応可能な場合もある小さなトラブル、陰部のかゆみですが、まずは病院に行くめやすをお話しします。

それから、自分で対応する場合の問題点や意外と勿体ないと思う点についてもお話しします。

病院にいくめやす

かゆみのほとんどは自然に治ることも多いです。

でも、かゆみが我慢できないほど辛い時、また、早く治したい時は早めに産婦人科に相談に行った方が良いです。

カンジダ膣炎など、診察時にパッと見て怪しいと分かる場合は、その日の内にお薬を処方することも可能で、数日で症状が改善します。

おりものが臭うとか、量が多い、質感が違う、などの他の症状がある場合も、早めの受診をお勧めします。

感染やかぶれは深刻な病気の原因ではない事が多いですが、おりものの異常は深刻な病気が隠れている場合もあるからです。

かゆみの原因は、カンジダ、雑菌、アレルギーによるものがほとんどなので、薬局で市販の薬を購入して、病院に行かずに様子をみる事も出来ます。

でも、自分で対応する場合、かゆみの原因が結局なんの病気なのか、また原因となる病気は無いけどかゆいのか、分からないまま治療をすることになります。

薬局では雑菌に効くお薬は買えませんので、買うとするとカンジダの薬かかゆみ止めのクリームになります。

 

薬局でカンジダの薬を買ってきて、

たまたまカンジダだったら治るって感じなので、

よほど、しょっちゅうカンジダになっていて

自分で診断することに自信あるよ!

という女子以外は、やっぱり産婦人科に行って

相談した方が良いなと思います。

 

薬局で買う薬は病院で保険診療で
処方する薬より高く設定されているので、
その点もちょっと勿体ない点かなと思います。

薬局で買った薬を使用する際、1日でもカンジダ用の薬を使うと見かけ上、カンジダがいなくなってしまい、病院でも正確な診断ができなくなるので、注意が必要です。

 

そうなんだね〜

市販薬を使用していて、逆にかゆみが悪化したり、かゆみが1週間以上続いている場合は、お薬を中止して病院にいきましょう。

かゆみの検査

基本はおりものの検査です。内診でおりものを採取します。

採取したおりものを細菌の種類を特定する検査に出して、どんなお薬が適切か判断をします。

性感染症の検査もおりものを取る検査です。

基本的には痛い検査ではなく、時間も直ぐに終わります。

かゆみの治療

なんらかの感染であれば、菌に対する抗生剤を処方します。

前述の通り、見た目でカンジダが疑われる場合は、その場でお薬を使用すれば改善が見込めます。その日のうちに内診で膣内に直接挿入する事も出来るし、内服薬もあります。


かゆみの症状が強い時やアレルギー性のものであれば、かゆみを軽減するための塗り薬(ステロイド剤)を使用する事もあります。

料金

どんな検査を行うかによって前後しますが、

例として、カンジダが疑われた場合、保険診療で患者さん負担が3割なら、

診察料+細菌検査料+お薬代=2000円前後 です。

まとめ

・かゆみの原因は、感染、かぶれ

・感染が起き易い状態がある

・外陰部の通気性を保つ

・疲れを溜めない、睡眠をよく取る

・陰部は洗い過ぎると自分守り菌が死んで感染が起き易くなるので、

 表面を流すだけにする

 

どうかしら?

かゆみの勉強、お役に立ったかしら?

かゆみの原因や対応を知ると、予防にもつながります

 

おまたのトラブルは、なかなかストレスが多いものだよね

 

産婦人科の先生に相談したり

環境を整えて快適に過ごそうね

辛いむずむず、イライラとはさようなら!

この投稿が、陰部のトラブルに悩む女子のお役に立つと嬉しいです。

最後まで読んでくれて、ありがとう^ ^

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