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生理をずらしたい:月経移動

1.月経(生理)移動とは

月経(生理)移動(生理日変更などと呼ぶこともあります)とは、ご自身の生理予定日に何か大切な予定が重なってしまうことが予想される場合に、お薬を使用して生理日を移動させることです。

下記の様な用途で、月経移動をご検討下さい。

  • 結婚式やイベントなど、大切なご予定と生理予定日が重ならない様にしたい
  • 試験、試合などの本番で生理を避けて集中したい
  • 旅行に生理が重ならない様にしたい

2.方法と料金

月経移動は主に下記の方法で行います。

  • 早める方法:月経移動したい日よりもずっと前に内服を開始し生理を完了して、本番の日程では内服をしていない状態で臨む
  • 月経移動したい日程の前の生理周期からご相談に来て頂く必要がありますが、本番の日程では内服しなくて良いので、体調が整い易いメリットがあります。 
  • 遅くする方法:月経移動したい日の少し前から内服を開始し、本番の日程中は内服をしている状態で臨む
  • 低用量ピルを内服中の方は、別の方法をご案内しています。
  • 当院では、主にプラノバール(中等量ピル)を使用して月経移動を行なっています。
    • 40歳以上の方
    • 喫煙をする方
    • 重度の肥満がある方

は、血栓症のリスクが高いことから、処方できない場合があります。その様な方には、黄体ホルモン剤を処方して月経移動を行います。

プラノバールと比較すると、やや失敗率が上がってしまいますが、血栓症のリスクに関しては安全性が高いお薬です。

プラノバールを使用した月経移動の料金は、
月経移動の受診料+お薬代 = 約 3300円です

3.内服の注意点

  • 内服中、気分が悪くなったり吐き気を伴う方がいます。本番の日程中に内服がご心配な方は、早めにご相談に来て頂いて、月経を早める方法に挑戦する方が安心でしょう。
  • 前述の通り、中等量ピルの処方が難しい方の場合は、別のお薬で月経移動を試みることがあります。その場合は、必ずしも月経移動が成功しない場合があるのでご了承下さい。
  • 左右差のある下肢の痛みやむくみなど血栓症を疑う副作用が出現したら、直ぐに内服を中止してご連絡下さい。
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