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ワクチンのご相談:子宮頸がんワクチン・ 風疹ワクチンなど

うさぎ 女性のための診療所では、

  • 子宮頸がんワクチン
  • 風疹ワクチン
  • インフルエンザワクチン

の各種ワクチンを取り扱っています。

  • 子宮頸がんワクチンと風疹ワクチンについては目黒区の委託医療機関に登録されていますので、無料 でワクチン接種が可能です。
  • インフルエンザは有料ですが、承っております。
  • どのワクチンついても、お気軽にご相談下さい。

当院でワクチン接種を希望する際の流れ

  1. まずはご予約をして下さい。ホームページのweb予約ボタンから、もしくはLINEお友達登録のボタンからご予約頂けます。LINEお友達登録をして頂きますと、次回からもより簡単にご予約が出来ます。ご予約の際は、ワクチン接種の予約枠をご予約下さい。
  2. 当院では、予約時に事前のweb問診をお願いしています。事前に問診をして頂くことで、当日の診察がスムーズになります。問診は予約をして頂く際にご案内があるので、流れにそって簡単に行なって頂けます。
    • 問診内で、ワクチン希望の旨を選択下さい。
    • ワクチン接種以外に産婦人科のご相談がある方は、問診時にご希望のご相談内容にチェックを して下さい。別途、保険診療にてご相談を承ることが出来ます。(診察料がかかります)
  3. web問診をもとに、お話を伺った後、ワクチン接種を行います。

注意点

  • 子宮頸がんワクチンは、接種券(予診表)がない方の接種はお受けすることが出来ません。
    忘れずにお持ち下さい。
  • 風疹ワクチンに関してご準備する物に関しては、特別に必要なものはありません。

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんワクチンについて検討中の方へ

うさぎ 女性のための診療所は、
子宮頸がんワクチンについてご不安や心配なことがある方は、まずはお話やご相談のみの診察も承っております。お気軽にご相談下さい。

子宮頸がんワクチンについて、
「何となく怖いから接種を見合わせてきた」
「よく分からないし、今は接種を急ぐ必要はないかな」

など、子宮頸がんワクチンについてよく分からないので「ひとまず保留」という女子やその親御さんは非常に多くいらっしゃいます。

しかしながら、子宮頸がんワクチンは下記の理由から、産婦人科のクリニックとしては是非お勧めしたいワクチンの一つです。

ご相談を頂き、定期接種対象の女子やその親御さん、その他接種を希望する全ての方の判断材料にして頂けたら幸いです。

子宮頸がんワクチンとは

子宮頸がんは、性交渉によりHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することがきっかけで発症します。ですから、HPVに感染しなければ子宮頸がんを発症するリスクは低いです。

しかしながら、ほとんどの女性が一生に一度はHPVに感染する、と言われているほど、ワクチンが無かった世代のHPV感染は頻度が高く、ワクチンを打つか、一生誰とも性交渉をしない事以外に感染を防ぐ方法はありません。

HPVには多くの種類が存在し、それぞれに番号がついています。
その内の7種類は特に、子宮頸がんとの関与が明らかになっています。

子宮頸がんワクチンは、子宮頸がん発症と特に関与が強いことが分かっているタイプのHPVからの感染を予防することで、子宮頸がんの発症を防ぎます。

(子宮頸がんについて詳しくは、“子宮がん検診を受けたい”のコーナーに書いてあります。)

定期接種の対象の年代の方々はもちろん、キャッチアップ接種(現在、既に定期接種の年齢ではないものの、接種の機会を失ってしまった特定の年代の方々に、振り返って公費負担で予防接種を受けて頂ける措置)の対象の方々にも、ぜひご検討頂きたいワクチンです。

現在日本において受けられるワクチンは、防ぐことができるHPVの種類によって、

  • 2価ワクチン(サーバリックス®
  • 4価ワクチン(ガーダシル®
  • 9価ワクチン(シルガード®9)

の3種類があります。
それぞれのワクチンの違いは下記の通りです。

子宮頸がんワクチンの種類と違い

ワクチンの種類 ワクチンの特徴
2価ワクチン
サーバリックス
子宮頸がんを引き起こしやすい2種類のタイプのウイルス「HPV16型・18型」への感染を防ぐためのワクチン。子宮頸がんの原因のおよそ50から70パーセントを防ぐとされています。
4価ワクチン
ガーダシル
HPV16型、18型および6型、11型「主に尖圭コンジローマ:良性のイボが性器や肛門の周りにできる病気」の原因となるウイルスの感染を予防するワクチン。子宮頸がんの原因となるウイルスを防ぐ効果は2価ワクチンと同程度です。
9価ワクチン
シルガード9
HPV6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の9つの感染を予防するワクチン。子宮頸がんの原因のおよそ80から90パーセントを防ぎ、感染予防効果は2価・4価ワクチンより高いとされています。

*目黒区ホームページより抜粋

2023年4月から、シルガード®9も公費で受けられるようになりました。

サーバリックス®およびガーダシル®は、子宮頸がんと関与が強いHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。それにより、子宮けいがんの原因の50~70%を防ぐことが出来ます。

シルガード®9は、HPV16型と18型に加え、他の5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぐことが出来ます。

接種のスケジュール

2価ワクチン(サーバリックス):3回接種
  • 1回目:初回接種
  • 2回目:初回接種から1か月後
  • 3回目:初回接種から6か月後
4価ワクチン(ガーダシル):3回接種
  • 1回目:初回接種
  • 2回目:初回接種から2か月後
  • 3回目:初回接種から6か月後
9価ワクチン(シルガード9):3回接種
  • 1回目:初回接種
  • 2回目:初回接種から2か月後
  • 3回目:初回接種から6か月後

次の場合は、9価ワクチン(シルガード9)の2回接種が可能です。

  1. 小学校6年生の学年から15歳の誕生日の前日(15歳未満)のかた。15歳になる前までに1回目の接種が完了していること。
  2. 初回から2回目の接種間隔が最低5か月以上であること。

*目黒区ホームページから抜粋

定期接種について
対象者

小学校6年生〜高校1年生相当の女子

接種費用:無料

接種券について

目黒区在住の方は毎年、小学6年生の女子に接種券(予診表)が自動的に郵送されます。
紛失した場合も申請をすれば再度手に入れることが可能です。

接種する場所

目黒区内契約実施医療機関
*目黒区以外の22区の医療機関でも受けられる場合があります。直接、当該区または医療機関にお問い合わせください。

キャッチアップ接種について
対象者
  • 平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性(令和4年度)
  • 平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性(令和5年度)
  • 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性(令和6年度)
接種費用

無料

接種券について

目黒区在住の方で対象年齢の方には、接種券(予診表)が自動的に郵送されます。
オンラインで申請して手に入れることも出来ます。

詳しい情報は目黒区ホームページをご覧下さい。

風疹ワクチン

妊娠中の女性が風疹にかかると、お腹の中の赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい・目が見えにくい・生まれつき心臓に病気があるなど「先天性風疹症候群」という病気にかかってしまうことがあります。

先天性風疹症候群の予防として、抗体検査(風疹に対する免疫を持っているか調べる検査)や風疹ワクチンの予防接種が推奨されています。

目黒区在住の方で下記の条件を満たす方は、抗体検査も風疹ワクチンも公費(無料)で受けることが出来ます。

接種対象者(助成対象者:ひとり1回のみ)

  • 目黒区内に住所がある方
  • 抗体検査および予防接種日現在、19歳以上60歳未満の方で、かつ下記に該当する方
    (ただし、これまでに抗体検査および予防接種に係る目黒区の助成を受けたことがない方。原則として、検査で確定診断を受けた風しんのり患歴が確認できる方、また風しん含有ワクチンを2回以上接種した履歴が確認できる方は対象外です。)
  • 妊娠を予定または希望している女性(妊婦の方を除く)
  • 妊娠を希望している女性または妊娠している女性と同居している方
費用

無料

手続き

特に必要ありません。

詳しい情報は目黒区ホームページをご覧下さい。

インフルエンザワクチン

当院では、インフルエンザワクチン希望の方に有料ですが接種を実施しています。

当院にかかりつけでなくてもインフルエンザワクチンのみの受診も可能です。
お気軽にご相談下さい。

費用

4000円

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